2004年最初のコラムはブタです。知っているようで意外と知らないブタを紹介します。
ブタはイノシシ科に属しています。その名の通りイノシシの仲間です。 今いるブタは野生のイノシシを人間が飼いならして家畜化したものです。 紀元前4000年ごろにはすでに家畜として飼育されていたようです。
雑食性*1で肉や草など何でも食べてしまいます。 人間が残した残飯などもよく食べます。 そのせいか、成長が早くて子もたくさん生むので家畜として最適な動物といえるでしょう。 雑食性なのでほとんどのものをエサとして使えて飼育するのが非常に簡単な動物です。
*1 草,菜類,肉,穀類など何でも食べること
はるか昔から飼育されているブタは、現在までいろいろな改良がなされてきました。 いまでは品種が400種を超えるそうです。 代表的な品種にバークシャー(肉用種)やランドレース(ベーコン用)などがあります。 これら代表的な品種は効率よく肉をとるために、 少ないエサで早く太るようにそして、たくさん子を産むように改良されています。
みなさんブタにはどんなイメージがありますか? 臭い・汚いなど悪いイメージしか浮かばないのではないでしょうか? しかしブタは他の動物よりもとてもきれい好きなのです。 寝床は特にきれいにしています。泥浴びをして汚れを落としたりもします。 もし、ブタを見ることがあれば体を観察してみてください。とてもきれいなはずですよ。
品種が多いので全て平均値です。体長は頭から尾までの長さ・体高は地面から肩までの高さ・ 尾長は尾の長さのことです。
リニューアル後のメンテナンスなどで少し遅い更新となりました。 ブタはイノシシ同様に嗅覚が優れているので、あの世界三大珍味トリュフを探すのにも使われるんですよ。
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