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第38号:コウモリ

LastUpdate 03.02.15

はじめに

今月は、コウモリをテーマにやっていきます。いろいろな種類があるので、 今回はコウモリ全般として扱うことにします。

鳥じゃない

その姿や空を飛んだりすることから、 時々鳥類に間違われることがありますがコウモリは人間と同じほ乳類です。 ほ乳類なので、子供が産まれます。決して卵で産まれてくるのではありません。 そして、ほ乳類の中では唯一空を飛ぶことの出来る種です。翼に当たる部分は前足が発達したもので、 きちんと5本の指があります。

洞窟が好き?

コウモリと言えば洞窟を想像しますよね? 天井にたくさんぶら下がってるところをテレビなどで見たことがあると思います。 このように、洞窟に集まるのには理由があります。 コウモリは変温動物といって自分で体温を上げたり下げたりすることが出来ないのです。 (体温が周りの温度に影響されて一定に保てない) それなので、温度や湿度などの環境が安定している洞窟によくいるのです。 もし、そこの環境が変わったりして適さなくなると別の場所へ移動していきます。 これはたとえ冬眠中であっても行うようです。

超音波

もう一つ、コウモリと言えば超音波を思い浮かべるでしょう。コウモリは主に獲物を捕らえるために超音波を利用します。 この超音波とは人間には聞こえない周波数の音のことです。 これをコウモリは声帯を使って発します。発射した超音波が何かに当たると跳ね返ってきます。 その跳ね返ってくる時間や音で障害物や獲物の位置を知ることができるのです。 だから、夜で何も見えなくても木にぶつかったりしなくてすむのです。

逆さが好きなわけじゃない

コウモリは飛ばずにいるときは逆さまに木などにぶらさがっています。 これは好き好んで逆さになっているわけではないのです。 後ろ足が弱くて地上に立ったり木の枝にとまったりすることが出来ないので、逆さでないとダメなのです。 力は弱い後ろ足ですが、ツメは非常に頑丈に出来ているので木などに引っかけてぶら下がることが出来ます。 また、産まれたばかりの子供などは飛ぶことが出来ないので母親にその頑丈なツメでしがみつく事も出来ます。 ちなみにこれは母親が飛んでいても大丈夫です。

あとがき

今回ちょっと急いで書いたので少々読みにくい文章かもしれませんがご了承下さい。

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