今月のテーマは、みんな大好きハムスターです。ちなみに今回で2002年最後のコラムになります。
ドブネズミよりも古くからいるネズミの仲間で、ハムスターはキヌゲネズミという種類の仲間にあたります。 ペットとして人気のあるゴールデンハムスターは、 1930年にシリアというところで捕まえられたメスとその子供をもとに繁殖させたものです。 ゴールデンハムスターは非常に飼いやすくて慣れやすいので、 ペットや実験動物として世界中にたくさんいます。
主にユーラシア大陸の乾燥した土地に穴をほって生活しています。寒くなると冬眠もします。 また、ヨーロッパハムスターは夏と冬で穴の深さが変わります。 夏は浅くて短い巣、冬は深くて長い巣をつくります。通常は単独で行動し生活しています。 繁殖期になると、オスがメスの巣に行って交尾をします。また、時々ですが仲間に会うことがあります。 そんなときには、匂いをかぎ合って仲間を認識します。
ハムスターは穀物や根っこを食べます。 そして、キヌゲネズミの仲間の特徴であるほおぶくろに詰め込んで運んだりします。 詰め込んだ食べ物は、器用に動く前足でしぼるようにして出します。 また、一度に大量の食べ物を運べるようによく伸びるようになっています。
ヨーロッパハムスターは、水を嫌いません。それどころか、泳ぐことだって出来てしまいます。 エサを求めて川を隔てた対岸に渡る時は、ほおぶくろに空気を入れて浮き輪のようにします。 そうやって浮かべるので川を渡ったり出来るのです。
2002年最後のコラムをお届けしました。 ちょっと今回は内容が薄かったかもしれませんが、いかがでしたでしょうか? 今年も1年間、動物コラムを見てくださって本当にありがとうございました。 来年も色々やっていこうと思ってますのでよろしくお願いしますね。
Copyright © 1996-2007 asinus, All rights reserved. |