今回のテーマは、バクです。夢を食べる動物とも言われますが実際は・・・
バクはウマと同じ奇蹄目という種類の動物です。足もウマと似ていてひづめがあります。 ただ指先は数本に分かれているので、ここがウマと違うところです。
バクはイヌのようでもあります。というのも座るときはイヌのように後ろ足だけをたたんで、 前足は突っ張ったままだからです。水辺にすみ昼も夜も動き回ります。 ウマと同じく泥浴びや砂浴びをして体に付いた寄生虫を落とします。
昔からバクは夢を食べる動物だと言われています。が、実際にはそんなことはありません。 バクは草や果物などを食べます。ゾウのように口と鼻が一体になっていて、 それをうまく使って草などをたぐり寄せて食べます。
敵におそわれると、バクは泳ぎが上手なので水の中へ潜って逃げます。 呼吸はどうするのかというと、鼻だけを水面に出して呼吸します。 ・・・これって得意技と呼んでいいのでしょうか・・・?
バクの子供は縞模様があって、以前紹介したイノシシの子供のウリンボ(ウリ坊)によく似ています。 また、バクは哺乳類の中では原始的で、数千万年前の祖先とほとんど変わらないそうです。
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