今回のテーマは、ゴリラです。人間と同じ霊長目の仲間です。
ゴリラはアフリカに住む類人猿で、群を作って生活しています。 一般的にゴリラは乱暴な動物だと思われているようですが、実際は争いを好まないおとなしい動物なのです。
数十頭の群を作り、その中にリーダーとなるオスが一頭います。 リーダーの背中には特徴があり、毛色が銀白色になっています。ローランドゴリラという種類は、 低木の上に巣を作ります。ただし、その巣は一度しか使わず毎日新しい巣を作ります。
ゴリラというと胸を両手でたたいている姿を想像すると思いますが、 これは敵に出会ったときに行う威嚇行動です。この胸を両手でたたく行為をドラミングといいます。 また、敵に向かって突進するという威嚇行動もあります。
ゴリラは群で移動しながら、大きな草の茎や芽・セロリ・タケノコなどを食べます。 手は、人間のように指を折りまげることができます。形も人間に非常によく似ています。 歩くときには指を折りまげて、指の背の方を地面につけて歩きます。
怖いイメージのあるゴリラですが、実はとてもやさしい動物です。 人間と同じ霊長目に属することから知能も高いようです。それでは、また次回をお楽しみに。
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