今回はハリネズミを紹介します。食虫目の動物でモグラの仲間です。
ハリネズミは食虫目に属する30cmほどの小さな動物です。 食虫目とは、簡単にいうとミミズや昆虫などを食べる肉食性のほ乳類をいいます。 ハリネズミは、その名の通り全身に短い針があります。 針といってもトゲのようなもので、お腹には生えていません。
ハリネズミは、草原や森に住んでいて昼間は巣の中にいて活動しません。 夜になると外へでてきて、エサを捕りに行きます。 ハリネズミの子供は1列になり、母親の後について歩きます。
犬などの敵に出会うと、丸くなりトゲをさかだてて自分の身を守ります。 ただし、先に書いたようにお腹にはトゲが無いので、ひっくり返されるともうだめです。 このようにしてキツネにおそわれることがあります。
普段は、昆虫やミミズ・小動物などを食べて生活します。 また、ヘビをおそって食べることもあるようです。 冬眠前には、栄養を蓄えるために木の実を食べたりもします。
餌を探して歩いたりしますが、その動作はゆっくりしたものです。 しかし、木に登るのは得意です。また、川を泳ぐこともできます。 それから、巣穴は土の中に作ったり、落ち葉を利用して木の根元に作ったりもします。
どうでしたか?知ってたようで知らなかったハリネズミの生活が伝わったでしょうか? ヘビをおそって食べると書きましたが、毒ヘビの毒に強いらしくそれも食べてしまうようです。 では、また次回をお楽しみに。
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