今回のテーマは、カワラバトです。カワラバトと聞いてどんな姿なのか思い浮かびますか?
カワラバトは、よく公園にいるハトの仲間です。 正確に言うと、カワラバトをならしたのを「イエバト」といいます。 さらにそれが野生化したものを「ドバト」といいます。 このドバトが公園などにいるハトになります。
ハトは「そのう」という食べ物を一時的に貯める所があります。ひながかえると、
そのうからハトミルクを出してひなに与えます。これはチーズのような
ものです。
これがあるおかげでエサを集める手間が省け、ハトは1年に何回か繁殖することが出来ます。
ハトが、のどをふくらませて低い声で鳴きながら、他のハトを追い回しているのを見たことはありませんか? そのハトはメスに求愛をしているところなのです。これらの行為をディスプレーといいます。 そして、メスはそのオスを気に入ったら、自分のくちばしを差し込みます。
ハトは、ミミズや穀物類を食べます。先ほどそのうの話が出ましたが、このそのうがあるのは ハトのように穀物を食べたり、肉食の鳥にだけあるものです。昆虫を食べる鳥にはそのうはありません。
今回はハトをテーマにしました。あの公園のハトってどういう名前なのか知らない人も多かったと思います。 実のところ私も知りませんでした(^_^;ただ、注意して欲しいのは公園のハトはカワラバトではなく、 それが飼い慣らされたイエバトの野生化したドバトがよくいるハトの名前ということです。 ちなみに飼い慣らされたイエバトを改良したのが伝書バトだそうです。
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