またまた、長い間お待たせしました。今回は、飛べない鳥「ペンギン」です。 ペンギンの中でも今回はエンペラーペンギンを例にしています。
ペンギンは空を飛ぶよりも水中で生活することに適応した鳥類です。空は飛べませんが、 水中でエサとなる魚を追いかけたりするのに適した、体つきになっています。 また、普段は水中を主な生活場所としていますが、繁殖期だけ陸上で生活するようになります。
ペンギンは、鳥類なので当然ですが卵を産んで暖めます。この卵を暖めるのはオスの役割です。 メスは何をしているかというと海へ潜ってエサの魚をとってくるのです。 卵がかえりひながうまれるころになるとメスが帰ってきて、 今度は今までの逆でオスが海へいって魚をとってきます。
海から帰ってきた親ペンギンは、たくさんいるひなの中から鳴き声で自分の子を見つけてエサを与えます。 メスがいない間はオスが胃液をエサ代わりに与えます。 オスとメスが交代で子の世話をし、夏になると海へ行き、子は巣立ちします。
ペンギンの主食は、海で泳いでいる魚です。魚の他にイカも食べます。 ペンギンは飛べない鳥ですが、つばさはあります。このつばさを使ってかなりの速さで泳ぐことが出来ます。 また、エンペラーペンギンは水深数百メートルも潜ってエサとなるイカを捕まえることが出来ます。
今回は、ペンギンでした。ちなみにペンギンが暮らす南極の気温は−30度〜−60度だそうです…。
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