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第5号:シリーズほ乳類(4)

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はじめに

こんにちは。シリーズ哺乳類も第4回目を迎えました。 今回は、前回に引き続き哺乳類の生活「後編」です。

身を守る

自然の動物の世界では弱肉強食が成立します。 しかしシマウマなどの被食者(食われる側)も捕食されないよう生き残りの知恵を持っています。 その1つに目立たないということがあります。捕食者(食う側)は色が識別できないのがほとんどなので、 被食者は、まわりの景色にとけ込んだ模様をしています。 目立つ色でも捕食者にとっては目立たない色なのです。

集まる

前に書いた生き残りの知恵の他に集まる(群れを作る)ということもあります。 これは、群れでいるとライオンなど捕食者の存在をいち早く知ることができ、 たくさんの群れでいると捕食者もどれを襲って良いのか分からなくなるのです。

草食動物の視野

草食動物は、動くものに敏感で首を動かさずに見える範囲、つまり視野がとても広く、 例えば、ウマで330度・ウサギでは360度です。(ちなみに人は、約215度です) これは、捕食者であるライオンなどの存在をいち早く知るためのものです。

コウモリの超音波

動物の感覚で超音波を使うものがいます。ある種のコウモリは、超音波を物体に向けて発射し、 その反射する音を聞き、物体の場所を正確に知ることができます。 その時の超音波は、人間の認識できる音の5倍の10万〜12万ヘルツに達します。 そのためにハエのような小さいものでも判別できるそうです。

ナンバーワン

では、最後にいくつか動物のスピードと大きさのナンバー1を紹介しましょう。

スピード
空中オヒキコウモリの仲間時速300km
地上チーター時速113km
海中シャチ時速56km
大きさ(小ささ)
地上アフリカゾウ体重12t
地上チビトガリネズミ体長4.5cm・体重1.5〜1.8g
海中シロナガスクジラ全長33m・体重177t

あとがき

哺乳類の生活「後編」いかがでしたか?さて、次回は哺乳類の分布をお送りします。ではお楽しみに!

P.S:「シリーズ哺乳類」を作成するにあたって、 株式会社学習研究社発行の学研マルチメディア図鑑 動物を参考にさせていただきました。

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